3連休というのに仕事は多忙を極め、ここ数日、月〜金は4時寝、しかし土日は御坂や登山やらで4時起きという、変に規則正しい生活に。
何が悪い訳ではないのですが、一旦はまってしまた歯車はちょっとやそっとでは停められないということでしょうか。
そんな中 、先週のオールナイトに引き続き御坂へハーフパイプの練習に。
7回券が大量に余っているため、それを消化したいというのもあるが、前回のオールナイトで、ブランクがあるにもかかわらず調子がそれほど落ちてなかった感触があり、その延長線をどうしてもしたくて、今年初めて2週連続で練習をしてきました。
今日はそんなに調子は良くはなかったのですが、なにより集中力をもって4時間続けることができたのが収穫でした。
そしてハーフパイプに行った翌日、三連休中日、相方のお友達、マイミクの4名で八ヶ岳北麓 白駒池に紅葉を見に行ってきました。
白駒池は一昨年にも訪れたことがあるのですが、駐車場待ちで2時間もの間、峠道で待たされたこともあり、早めの出発。
現地に到着したのは8時ちょうど。そして、運良く残り1台の駐車スペースへと滑り込むことができたのでした。
その直後、我々の後からどんどん車が到着。あっという間に駐車場待ちの列ができるという・・・ほんと間一髪でした。。。。。。
白駒池は駐車場からすぐ。秋めいたひんやりした空気が池の方から立ち寄ってきました。
もう、都内でも長袖が必要なぐらい気温が下がってきましたが、ここでは、長袖どころか冬のジャンバーやフリースが必要。それでも寒いぐらいでした。
ここは紅葉で有名なのですが、私としてはこけの原生林のイメージがつよい。
去年、南アルプスを仙丈ヶ岳から縦走した時にも、こういった原生林を見ましたが、ここなら、お手軽にもののけ姫を彷彿とさせるような森を堪能できます。
しかし、人が多いので落ち着いてゆっくり見れませんね。
白駒池を半周ほどすると、にゅうへの登山口が見えます。
我々の後にも、何組か来ていました。けっこう登る人が多いんですね。
うっそうとした湿気を含んだ空気が、奥多摩や笹子方面の低山にはない、独特の雰囲気を形成しています。
途中、湿原があります。
今回のルートはにゅうを経由して、中山〜高見石小屋まで行くルートを選択。
標高差は最大でも400mほど。これを8kmかけて歩くので、登山にしては登りやすい。
実際1:50000の地図で見ても、等高線の間隔は広く傾斜が緩やか。地図上の標準タイムも4時間と「初心者」には優しい山。
今回、同行したメンバーはそれほど登山に馴れていない、ということもあり、登りやすいだろうと思ってこのコースにしましたが、実際は大きな石がゴロゴロしていて登りにくい。
加えて前日の雨?からか水たまりが多くて、まともに登山道を歩ける箇所が限られていて、しかも道が滑りやすいと、不確定な事項が多く、意外と苦戦しました。
登山やるようになって、よく聞かれるのが「初心者に優しい山ってどこですか?」なんですが。
はっきりいって優しい山ってありません。よく登山ガイドブックには初級、中級、上級なんて書いてあって、大体標高の順に難易度が上がって行くという。。
でも、実際にはどこの山も、標高に関係なく危険箇所はあります。
かの高尾山でも遭難者が出た、というのは登山者にとって大きな教訓になったことでしょう。
このコースでも、スペックだけ見ればイージーな山なんでしょうが、この岩岩、、そして水たまりのため、登山慣れしていない脚だとかなりキツいはず。
にゅうまでの登りは標準タイムで行けましたが、その後のなだらかな下りは、岩のお陰で随分手間取りました。
どんな山でも、山は山。気を引き締めて登らねばなりませんな
にゅうの山頂に着くと、ガスが切れたり覆ったりでなかなか景色が楽しめませんでした。
思えば一昨年もそうでした。
南八ヶ岳方面。硫黄岳の裾野が見えます。
途中、紅葉越しに天狗岳も見えて、最高の景色を堪能できました。
にゅうからは、前述の岩の難所が多く、通過に時間がかかりましたが、こけを見つつ意外と、楽しめた樹林登山でした
繊細な葉ですが、 その生命力が半端無くすごいのは、水槽で熱帯魚を飼育してる人ならだれでもご存知。
これぐらいきれいなこけなら大歓迎ですが。。。、
中山の展望台に3時ごろ到着して、休憩。
この後も、岩道が続くことを考えると、ここでの休憩は必須。
中山の展望台をすぎて高見石小屋に到着
にゅうの頂上から下を見る