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ハーフパイプでの写真撮影をしてみた。意外と上手く撮れた。

公開日2013年4月18日    カテゴリスノーボード

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昨年末、引越以来、今年のWinterは本当に忙しかった。忙しいと時間は「駆け足で過ぎ去る」ものですが、今年は「牛の歩み」。
引越・車検でお金の出入り(というか出るばかり)が激しく、早くも貯金が払底、前立腺炎という訳の分からない病気になったり、仕事でもカムイみさかの冬、夏シーズンサイトの両サイトに加え、社内でも大きな案件があって、一つ一つが重い・・・気がつくとすでに春でGWももうすぐという、ちょっとあれこれ立ち止まって考える時間が欲しい所です。

それでも今年も石打に通い、ハーフパイプしてましたが。

昨年以来御坂でのハーフパイプ練習をあまりしてこなかったこともあり、少し不安でしたが、やってみると意外と体が反応してくれました。
あれだけやってきたからには体も憶えてるんですね。

しかし、今年は競技としてのハーフパイプだけでなく、「撮る」方のハーフパイプにも挑戦しました。

ところで、写真を撮る上で、「シャッタースピード」と「明るさ(光の確保)」というのは、相互の関係で、ハーフパイプのように動いてる被写体を撮るにはシャッタースピードを早くしなければならない。しかしそうすると明るさを確保できないので、どうしても暗くなったり、ざらざらした粒子の荒れた画質になってしまたり、調整が難しい。
ただ、晴れれば、光が存分にありシャッタースピードも早く切れる=動いてる被写体も時間を止めて撮ることができます。

今年の週末は、その晴れた日が本当に少なくて、3月に入ってようやく晴れました。

石打のスーパーパイプの場合、バックサイド側で撮ると、順光になるので、のっぺりした写真になり、あまりドラマチックな陰影が得られません。
フロントサイドから山側に向けてシャッターを切ると、斜光になりちょうどいい感じになりました。

この写真は、被写体もかっこいいだけでなく、構図も良くてとても気に入ってます。
知り合いなんですが、競技の邪魔になってはいけないので、離れた場所から望遠レンズを使用しました。
一眼買って丸1年ですが、望遠レンズの威力を初めて発揮できました。どうしても望遠って、三脚立てたり腕がしっかりしてないと手ぶれを起こしやすいのですが、さすがにこの一年でだいぶ腕が上がったお陰で、手ぶれすること無く、しっかりフレーミングできるようになりました。
しかも望遠で撮ると背景のボケ味がプロっぽい(笑)

 

こちらも知り合いなんですが、ハーフパイプ撮影の難しいところで、皆が同じ場所から飛び出してくるとは限らない、上の写真と同じ位置で待ち構えていても、全然フレーミングできない、という人もいますし、逆に、何度もベストショットが撮れる人もいます。

この人は僕が構えていた撮影ポジションより、だいぶ奥側で飛び出すので、なかなか旨く撮れませんでした。
しかしこの一枚。

おそらく本人的にはベストなラインではなかったと思うのですが、撮る側の私にとってはベストな位置でした。

このようにポジションを決めて撮るとスポーツでは難しい問題が色々でてくるなと思いました。

しっかり「時間を止めて」撮影する、というのはいかに一眼レフといえども難しいところなんですね。まぁそこが楽しい、極め甲斐のある所なんですが。

失敗したものの多くは、下のように、フォーカスが奥の景色に当たってしまい、被写体はピンぼけするというケース。

被写体は動いてるので、フォーカスポイントにターゲットが入った所で写真を撮らないと、このようなことが起きます。
特にハーフパイプの場合、対岸の壁からこちらに向かってくる時、手前の壁で一瞬被写体が消えます。
そして次の瞬間、飛び出してくる、という塩梅なので、撮り手側は、どこから飛び出してくるか予見しないといけません。

だから焦りは禁物なのです。このスキーヤーのように、飛び出して、円弧を描くその「下り」を落ち着いて撮れば上手くいきます。が、作品として迫力が少し落ちますが..

しかし、私のようなものでも簡単に”ソレっぽく”撮れてしまうのが一眼の良い所。

その魅力にハマり、別日はもう少し高度な撮影方である「流し撮り」というのをやってみました。

よく、F1写真のように、背景をわざとブレさせ、一方、被写体としてのスポーツカーには焦点がしっかり当たっててぶれてない。
動いている物のスピード感を強調するテクニックの一つです。

具体的には、本来早くしなければいけないシャッタースピードを 幾分遅くし、被写体の動きに合わせてカメラを動かすという、本来スポーツの撮影ではしてはいけないことを逆にやってしまおうという。

カメラを動かしても、しっかり被写体をフォーカスポイントに捉え続けられれば上手く行きます。

F1ほどスピードは出ませんが、それでも難しいです。

背景がぶれてるのに対し、被写体はそれほどでもない、もしくはしっかりピントが合ってます。

下の写真なんかは動きがはっきりしていていいですね。

ただパイプならば、飛び出した所を捉えないと意味が無いです

上手くいくと上みたいな写真になりますが、本当に難しい。200枚以上撮って、ちゃんとできたのは1割もないでしょう。

もうすこし、いいカメラだと高速連写もできるので、被写体のブレを抑えることができるそうです。

でも、雑誌に載ってる写真も、何百枚かの一枚。へこたれずに何枚も撮り続けることが大切。

 

カメラをしっかり動か(振る)さないと下のように、被写体はしっかり合焦してても、背景のスピード感はありません。

これはボトムランの様子ですが、やはりパイプしてる写真には見えませんが、しっかりカメラを動かした入魂の一作です。髪のたなびきと地面のブレが立体間を生み、より迫力のある作品になりました。

これはこれで何かに使えそうなんですが、ウェアが派手すぎて、外部の仕事では使えません。

 

「写真遊び」もようやく分かってきて、そのダイナミズムの一旦に触れることができ、そのことで、機材の特長やレンズのことも分かってきました。
ただ、その機材やレンズをバージョンアップさせるには、まだまだ経験と見識が必要。まだ、機材にこだわる段階ではありません。
あせらずゆっくり、これからさらに極めようと思います。