梅雨入りが平年より10日早いそうです。早いですね。うちではまだこたつも撤収してないのにもう初夏ですか。
振り返ると、昨年5月中旬、杓子山に行って晴天に恵まれたものの、その後6月に入ってからの浅間山は、雨後くもり。続く静岡の天子が岳、甲斐駒、槍が岳と、7月中旬までずっと雨の中でした。
そんな梅雨入り前に、奥多摩の三頭山に行ってきました。今回は7名と、ツアー並みの大所帯。
みなさん登山経験が豊富という訳ではないのですが、日頃スノーボードで足腰を鍛えている方々だったので、難なく山頂まで到達できました。
三頭山には奥多摩湖から行くルートや、御前山から縦走してくるルート、いくつかあるのですが、今回行った標高1000mの檜原都民の森からが、もっとも一般的かつ楽なルートだと思います。
朝8:30に出発。スタートしてすぐ、まだ登山道に出てもいないのに道を間違えるというハプニングがありましたが、この山は全体的に分岐が多く、地図が無いと少々不安になります。地図といっても山地図ではなく、仲間が持っていたのですが都民の森の地図の方が分かりやすいです。
山頂までは、眺望のきかない樹林帯の中。山頂といっても360°の展望は無く、所々樹林の間から景色が見えるという程度なので、ピークハントするような山ではありません。
道は木道などの人工的な整備はあまりされてないのですが、踏みならされた道が歩きやすい。ブナが密生してるので、土が豊富で柔らかい。大きく膝に負担をかけることなく歩けます。
スタートしてすぐは、道に木片?を撒いていて、こういうのは初めてです。
登りは、涸れた沢筋を右に左に蛇行します。前半はこれの繰り返し。
1時間半ぐらいで山頂直下のムシカリ峠に到着。奥多摩って、ヌカザスとかサス沢、ゴンザスみたいに「サス」というカタカナがつく地名が多いのが特徴的。これはどういう意味なのでしょうか?
このムシカリというのもカタカナですし、虫狩とか そういう意味なんでしょうか?
あっという間に山頂。2時間かからなかったんじゃないでしょうか?
富士山がよく見えました。本当に良く晴れた一日で、梅雨前の登山日和でした
途中それほど多くの人を見かけることは無かったのですが、大勢の人が山頂にいてびっくり。
樹林帯を歩いてると、先行者が見えないので、どれくらいの人が登ってるか感じ取れないので、こういうことってよくあります。
下山路途中に展望台もあります。
ここは人がいなかったので、山頂が人で一杯で、シート拡げてご飯が食べれない、というときはこちらもおすすめ。
下山路は鞘口峠に向かうルートなのですが、短い道中何度も分岐が出てきて、その度に確認と面倒くさい・・・
もちろんどの道をいっても駐車場までは戻れるのですが、特長の無い樹林帯にいくつもルートを設けてもあまり意味が無いような。。
1時半頃下山した時には、駐車場もいっぱいでした。早めの登山は、こういう短時間で登攀できるような山でも重要です。車が停められないのと大変なので。
そうそう、仲間がかわいい犬を連れて登山してました。背中に我が子のようにしょって登ってました。
ラクチンでいいね〜君は
もうすぐ梅雨があければ、アルプスにいく予定で、昨年は槍穂高へ挑戦しましたが、今年も鹿島〜五竜岳、あと南アルプス南部の縦走を考えています。
テント泊の装備もそろえたので、今年の山登りも楽しみです。