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ラピッドサイト

公開日2011年2月26日    カテゴリWEB, ホスティングサービス     URL http://www.rapidsite.jp/

レンタルサーバーの中でもVPSでも有名な老舗のラピッドサイトの公式ウェブサイトです。クラウドに移行する中、脅威の売り上げ増を達成したウェブサイトです。最も力を入れたサイトです。

 

広告との連動

ネットワーク広告露出のため、バナーとホームページのイメージを合わせました。
それはサイト訪問者に、違ったサイトに来てしまった、バナーで言ってることとホームページで言ってる事が違う、と思われると即離脱に繋がってしまうので、カラーリングや文言にはかなり気を使いました。
またキャンペーンを実施する際も同様に、バナーイメージと同様のデザインのバッジをサイトの目立つ位置に貼付け、訪問者の期待に添えるような広告運営を行いました。

 

クライアントとのデザインコンセンサスの重要性

ラピッドサイトのウェブサイトには、大きく分けて

  • 訪問者にサービスを知ってもらう
  • サービスを買ってもらう
  • 既存のお客さまへのサポート

という役割があります。

商材的に、年間何度も購入していただくという事は稀で、長い検討期間と慎重な考察を重ねた上で購入していただきます。
信頼感を高めてもらうためウェブサイトでは、低いリテラシーの方にもフィットするコンテンツを用意しなければなりません。

低いリテラシーの方向けのコンテンツ。分かりやすいようにイロハから啓蒙していくこともある。

低いリテラシーの方向けのコンテンツ。分かりやすいようにイロハから啓蒙していくこともある。

こういったコンテンツはクライアントとしっかり打ち合わせをし、
本当にこのコンテンツが必要なのか

ではどの層にアタックしていくのか?ターゲットは?

そのコンテンツへの導線は?

こういったことをデザインに入る前に決めることで、無用な仕事を減らし、より良いコンテンツ作成に取りかかれます。これはクライアント様にとってもメリットで、第三者的な目線を与える事で、本来必要な作業の見極めの助けになります。

デザイナーとクライアント様の関係は、単なる「ご用聞き」であってはならない、と考えます。

 

ターゲット層を見極めるためアクセス解析ツールの活用

どういった人がどのようなコンテンツを欲してるのか?または響くのか、刺さるのか?
単にインタフェースだけを追求するデザイナーならば、こういった発想はしません。しかし、私は、それこそが重要な思考の源と考えます。

ラピッドサイトの商材は、高くもなく安くもなく、そして高機能でビジネスで活用している人が大多数で、そういった方のソリューションツールとしての位置づけになります。
その上でアクセス解析を行うと、非常に多くのユーザー様がある一定のパターンで、同じような動きをしていることも分かりました。
あるコンテンツにおいて、非常に離脱率が低く、お申し込みに繋がりやすいコンテンツがありましたが、一方で同じページでもaという導線から来た訪問者は逆に非常に離脱率が高くなってしまっている、同じコンテンツに来た訪問者でも、全く異なる動きをしていました。

このようにしてみると、aという導線が非常に悪いようにも思えますが、実はターゲットが異なるのではと思い、別ページへのリンクに切り替える改修を促した所、そのページの全体の流入は減りましたが、別ページの離脱率、流入共に改善するだけでなく、思わぬ事に別ページからのお申し込みが最も増える、もしくは、そこを経由した人のコンバージョン率がかなり高まるという事が分かりました。

プランページは非常に流入が多く、訪問者にとって関心事が高いと思われた。

訪問者が多いからといって優秀なページとはいえない典型例でしたが、こういったことはアクセス解析を高度の操れないと判断が難しいです。
しかし、こういった解析も私は行います。

 

売り上げが1.4倍に

このデザインに替え、上記のような細かい施策を行う事で、売り上げ件数が1.4倍に増えました。
この成功の要因は

  1. アクセス解析を使った効果的なウェブ改修
  2. 広告との整合性
  3. 徹底した表現の統一性 と、ユーザーにフィットしたデザイン

で、運用の成果としては、まさに芯を外さなかった結果だと思います。

特に重要なコンテンツにサービストップがありますが、細かいチューニングを常に行う事で、貢献度の高いページになりました。

サービストップ このページは常に変わります

サービストップ このページは常に変わります

時には奇抜な事も・・・コストを掛けなくても認知度は上がる

そうはいっても、やはり他のライバルに比べると認知度が低い、というのは否めません。
実際、雑誌広告を止めて以来、メディアへの露出も増え、爆発的な伸びを期待できませんでした。

そこで、雑誌広告を復活させました。それは奇抜な発想のものでユーザーの耳目を集めるデザインにする事が必要でした。(詳しくは「印刷物」のカテゴリで)

他にもエイプリルフールに合わせ、特に震災以来の節電対策、という社会情勢に合わせたユニークな試みも行いました。

節電しましょうと、ウェブも節電してみました、というエイプリルフールの施策

節電しましょうと、ウェブも節電してみました、というエイプリルフールの施策

こういった大胆なことを行う事で、お金をかけずとも多くの訪問者を稼ぐ事ができ、また認知度もアップする事ができるのです。