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スノーボード

ニセコでプチバックカントリー

公開日2012年1月23日    カテゴリスノーボード, ブログ

2012_0120AG

1月18日から三泊四日でニセコに行ってきました。
旅行中の天気予報は連日晴れ。毎年雪で曇り空しか印象にないのですが、今年はピーカン!最高ですねー。

我が家にとってこの時期の年中行事で、今年で三年目。毎年新しい発見があり、ハーフパイプだけの我がスノーボードライフに新風を巻き起こしてくれる、そういう魅力や期待があるのです。

 

今回もたくさんの発見がありましたが、なんといっても山頂からの管理区域外滑走を経験したことです。

ニセコのゲレンデ管理は複雑で、管理区域外とは「ゲレンデコース内ではありませんが自己責任でどうぞ」というところで、決められたゲートのみ進入を許可されています。
一方「「完全立ち入り禁止区域」といういかなる理由があっても入っては行けないゾーンというのもあります。後者は一般的なゲレンデではよく見かけますが、管理区域外、という概念を持つスキー場は未だ聞いた事がありません。

今回、アンヌプリ側から「G2」ゲートをくぐり、山頂に3回アタックしました

ゲート以降は当然リフトなんて無いので、歩いて登ります。

登山が好きなので、これぐらいの登りは..と思ってましたが、思いのほかキツい!踏み後が階段状になっているので登りやすいのですが、板が重い。

風が強い日に登るとあっという間にバランスを崩します。

それでも1、2回目は晴天で、登りながら羊蹄山や下方のゲレンデを見つつ楽しく登りました。

遠くの山頂にはすでに大勢の人が..

最終日の登頂はガスの中、風も強くなかなかの苦行でした。

 

 

ところで、山頂に行くには、このアンヌプリの「G2」の他にヒラフ側から登る「G3」があり、山頂に行くにはこちらが早いです。しかし、直登のため体力的にはかなりキツいと思います。G2ならば、少し距離がありますが、緩やかに登るので比較的楽に登頂できるのではないでしょうか。

 

G2ゲートから約40分ほどで山頂に着きます。

360度見渡せる絶景!

こんなにキツいのに、山頂に着くと2~30名程、しかも続々登ってくるという。

北方には日本海が、振り返ると、ゲレンデからは遥か見上げていた羊蹄山が、もはや目線の高さにまできた。


そして取り囲むようにニセコ山系の山々を眼下に従え、ここからいよいよ滑走です。
山頂からの滑走ルートは、人それぞれ。
大体の人が、ヒラフ側から藤原の沢と呼ばれる東側斜面をドロップします。

1回目の登頂時は藤原の沢の左斜面のコース内に向かって滑り降りました。

見てください!このふかふか具合。一気にテンション上がります!

そして、2回目は南西に広がる中尾根斜面のアンヌプリ 大沢を行く事に。

45°はあろうかという恐ろしく急な斜面!

そして3回目は大沢をさらに尾根伝いにトラバースし、かなり深く入ってみました。

当然、道標なんてものはありませんから、己の勘をたよりに進みます。
これは、晴天で、普段、登山で山地図を見慣れていたから来た事。

できれば、経験豊富な人か、ガイドを付ける事をお勧めします。


だいぶスキー場から離れますが、それでも踏み跡が無数にあり、さらにその先にも・・知識の無い私が、あまり行き過ぎ、ゲレンデに戻って来れなくなると迷惑をかけるので、私のような初心者はソコソコの所でとどまった方がいいですね。

尾根をさらに10分ほど進み、
やや右にトラバース気味に滑走し、上記写真の向かって右側から一直線に滑走。

晴天続きで硬く締まったゲレンデと違い、雪が柔らかいの気持ちよく滑走できました。残念ながら、多くの滑り後があり、腰までパウダーという程ではありませんが、バックカントリー未経験の我々にはちょうど良かったかもしれません。

実際、新雪の後だと、雪崩の危険もあり、ゲートが閉まることもあるようです。雪が深いようだと、ビーコンやスノーシューなど装備が必要かもしれません。

 

急な斜面を抜けると、元は川か何かでしょうか?谷のように両側が鋭く切り立ち、まるで天然のハーフパイプのような地形へと続きます


 

ところで、ここのハーフパイプには、アンヌプリゲレンデ脇の「G1」「G8」の各ゲートからも流れ込めますし、立木の中を滑り抜ける技術さえあれば、ゲレンデ脇からも行けます。



しかし、ゲート先はあくまで管理区域外。自己責任という厳しい条件を承知の上でなければなりません。

正面には滑り降りてきた斜面が見えます。このように屏風のように切り立った斜面を滑走するには、それなりの技術が必要です。

滑り始めて3、40分ほどでようやくゲレンデに直結します。山の上から下まで滑走するので、足腰がそうとう疲れました。

このようなダイナミックな滑走と、トリッキーな地形を楽しめるアンヌプリ脇は、滞在中何度も行きました。
他にも、「G7」というツリーランを楽しめるコースもあり、こちらは初心者向けかな。斜度も適度ですし。

しかし、立木の衝突は非常に危険ですので、スピードを出す人はヘルメットがあった方が良いかもしれません。


このように、今回のツアーでは通常コースより、管理区域外の滑走がメイン。

晴天続きで、ニセコ自慢の雪質もゲレンデ内では皆無だったのですが、新たな発見ができて本当に楽しかったです。