銀座のクラブにホステスを斡旋する人材派遣会社で、六本木や歌舞伎町とは一線を画す高級感を演出しました。ウェブサイトの役割はホステスになることを希望する女性の不安を払拭するために、様々な疑問に項目ごとに説明。そして、登録してもらうことを目的とします。
銀座ホステスクラブではコーディネータさんが獲得したお客さま(ホステス志望者)をサイトを使い、サービスの説明を行います。
ですので、不安な気持ちもあるお客さまに、しっかりしたコンセプトを伝えることがサイトの主目的となります。
そこで、デザインに銀座の雰囲気を取り入れた黒をベースにし、アイコンも宝石のように光らせるなど、ディティールにも拘りました。
当初、提案段階では白ベースの人材派遣の安心感を演出しようと思いましたが、クライアント様の要望で、業態が特殊なので、そういったものとは一線を画したものにして欲しいと言われこのデザインになりました。
一方で文章やレイアウトは分かりやすく平易な物にしました
銀座ホステスクラブの事を知っていただくために、様々なコンテンツを用意しました。
これらは、勝手知ったる業界の方、つまりクライアント様が作成するよりも、全くの素人である私が「お客さまはこういったことが不安に思ったり、疑問を感じるのではないか」という視点でコンテンツ製作を行った方がより一般的なものが作れるのではないかと考え、こちらからコンテンツを提供しました。
FAQや銀座で働く事、といったこのサービスでは一般の方が何を情報として欲するかを追求しました。
クライアント様にとって当たり前なことも、サイト訪問者にとっては必ずしもそうではない事が多い、逆に言うと、そこにこそサイトの一ページ一ページに意義があるのだと思います。
不安を解消するにはユーザー事例が一番。
これは訪問者に、このサービスを使う事で、どういったことが得られるのか、という具体的なイメージを湧かせるには最適と言えます。
そして、クライアント様としても、意識の擦り合わせを行う上でも有効な手段で、特に、あまり一般的ではないサービスの場合は必須とも言えます。
今回、ご提案する中で、ユーザー事例の重要性を感じました。
お問い合わせ先をしっかり明示してあげることでさらなる信頼感を増します。
こういった施策は、実際にお問い合わせされるかどうかが問題ではなく、そういったコンテンツがある、というだけでも大きな効能があります。